5月15日、厚生労働省は、「令和7年度エイジフレンドリー補助金」の申請受付が開始されました。
受付期間は令和7年10月31日(金)までで、次の4つのコースがあります。
T 総合対策コース
→ 60歳以上の高年齢労働者が安全に働くことができる環境の整備のため、労働安全衛生に係る専門家による、高年齢労働者の特性を考慮したリスクアセスメントを受けるにあたって必要な経費と、その結果を踏まえ実施する優先順位の高いリスクの低減措置(機器等の導入や工事の施工等)に要する経費を補助
U 職場環境改善コース
→ 60歳以上の高年齢労働者が安全に働くことができる環境の整備のため、高年齢労働者の身体機能の低下を補う設備・装置の導入その他の労働災害防止対策(転倒・墜落災害防止対策、重量物取扱いや介護作業における労働災害防止対策(動作の反動・無理な動作対策)、熱中症防止対策、その他の高年齢労働者の労働災害防止対策)に要する経費(機器等の導入や工事の施工等)を補助
V 転倒防止・腰痛予防のための運動指導コース
→ 労働者の身体機能低下による転倒災害や腰痛災害(行動災害)を防止するため、専門家(理学療法士、健康運動指導士等)による身体機能のチェックおよび専門家による運動指導に要する経費を補助
W コラボヘルスコース
→ 事業所カルテや健康スコアリングレポートを活用したコラボヘルス等、労働者の健康保持増進のための取組みに要する経費(役員を除き、自社の労災保険適用の労働者に対する取組に限ります)を補助
上記Uの「職場環境改善コース熱中症予防対策プラン」では、次のような経費が補助対象になるとされています。
●屋外作業等における体温を下げるための機能のある服や、スポットクーラー等、その他労働者の体表面の冷却を行うために必要な機器の導入
●屋外作業等における効率的に身体冷却を行うために必要な機器の導入
●熱中症の初期症状等の体調の急変を把握できる小型携帯機器(ウエアラブルデバイス)による健康管理システムの導入
●日本産業規格 JIS Z 8504 および JIS B 7922 に適合したWBGT指数計の導入
詳細は、下記リンク先にてご確認ください。
エイジフレンドリー補助金
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html